看護学生の教科書
TOP>シリーズ解説>好きになるシリーズ
好きになるシリーズ
好きになる解剖学好きになる解剖学好きになる病理学好きになる栄養学
解説

医学系分野を初学者にもわかりやすく解説した入門書。0からわかるように丁寧に解説が施してある。看護学生だけでなく、医学生も多くの人も用いている。
この本の用途は「理解」にある。簡略化されたイラストにより視覚的に勉強できるため、代謝過程や免疫成立過程などの多段階反応を理解するのに適している。反面、薄い本のため記述量が少なく、暗記勝負の科目には向かない。
以上のことをまとめると、好きになるシリーズでのお勧めは免疫学、栄養学である。特に免疫学は、医学生でもこれ一冊で十分なほど良くまとまっている。反対に、暗記要素の強い解剖学、病理学は好きになるシリーズでは不十分である


Good

・看護系学部生の予習復習に最適。

・身近な事を例にとって説明してくれており、イラストも入って、大変分かりやすく印象深い分だけ頭に残る。

・生理学の全体がぼんやり把握できる範囲であり、 敢えて細かい点に深く踏み込んでいない。

・マンガとストーリーが全体に織り交ぜられているためになぜか頭に残る。

・1テーマで見開き1ページなので、勉強しやすい。

・好きになる免疫学が最高に良い。わかりづらい免疫の概念、用語が的確にまとめられている。


Bad

・記述量が少ないため、暗記には向かない。


好きになるシリーズのデータ

好きになる 著者 ページ数 出版社 出版日 価格
解剖学part1 竹内修二 244 講談社 2003/02 2,310円
解剖学part2 214 2005/09 2,100円
解剖学ミニノート 190 2009/04 1,680円
生理学 田中越郎 206 2003/06 2,100円
生理学ミニノート 150 2008/07 1,575円
免疫学 多田富雄/萩原清文 166 2001/11 1,890円
栄養学 麻見直美/塚原典子 246 2008/04 2,310円
病理学 早川欽哉 254 2004/04 2,310円
精神医学 越野好文 174 2004/11 1,890円

[看護学生の教科書]