病気がみえる 脳・神経 の変更点


#amazon(4896323580,left, )
#amazon(,clear)

#contents

*解説 [#u7887d11]
2011年3月に待ちに待った病気がみえるがようやく発売された。神経分野は電動回路がややこしかったり、各種神経徴候(鶏歩、失調性歩行、羽ばたき振戦、ミオクロヌス)等、言葉だけでは紛らわしくなるような用語が非常に多い。そのため、図で理解できる病気がみえるは医学生に待望されていた。

買って読んでみた印象としては、まずは非常に分厚く量が多いことに驚いた。他の病気がみえるシリーズと比べると1.5倍ぐらいの厚さがある印象だ。さらに、情報量も多い。「病態生理できった内科学」においては、最初の総論部分に乗っている「症候と検査」の章が、病気で見えるでは最後のほうにまとめられており、イラストもテキストも小さくなっており、これが情報量増大に貢献している。病気がみえるというシリーズの性質を考えると、これだけ増量されると敬遠してしまう方もいるかもしれないが、神経解剖,神経内科,脳神経外科が1冊にまとまっていることを考えると、よく500ページに抑えていただいたという感じがする。(STEPだと2冊になる)

内容は解剖が断然わかりやすくなっており、それに関連する眼球系の伝導路(MLF症候群)などの複雑な疾患が明瞭に描かれている。4000円で買えることもあり、コストパフォーマンスは非常に高いと感じた。

*データ [#vdc6d3f8]
|分野|ページ数|出版社|出版日|価格|Amazon|
|脳・神経|501|メディックメディア|2011/03|3,990円|[[○:http://www.amazon.co.jp/dp/4896323580/ref=as_li_tf_til?tag=saijukencom-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4896323580&adid=12JH8PWQ3W64AG3NPT7Z&]]|

*コメント [#qab93023]
#comment_nospam