過去5年分の看護師国家試験既出問題を系統別に分類して収録して問題集である。加えて、実際の出題形式に則った創作模擬問題240問があり、第99回看護師国家試験の全問題と詳細な解説が別冊に付録されている。非常に多くの問題を解くことにより、アウトプットの練習になり、国試で使える知識を身につけることができる。
メディックメディアのクエスチョン・バンクと比較されることが多いが、現在ではさほど両者の差はないと言っていい。以前は、クエスチョン・バンクには予想問題があって「系統別」にはなかったが、2011から模擬創作問題が追加されたため、その差はなくなった。しいて違いを上げるとすれば、メディックメディアの書籍にはイラストが多く、医学書院には少ないということと、レビューブック(メディックメディア)に対応しているかいないかの部分であろう。
・ルーズリーフタイプのため切り離して学習できる。
・看護師国家試験の受験対策とその準備についても書かれている。
・解剖生理にはカラーの図が付いている。
・国試対策はこれを中心にしていけば間違いはない。
解説が不親切で、周辺知識が身につかない。
分野 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 出版日 | 価格 | Amazon |
過去問 | 「系統看護学講座」編集室 | 1536 | 医学書院 | 毎年4月 | 5,670円 | ○ |